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TwoGate主催の高専生限定ハッカソン「TwoGate Dev Camp 2022 Summer」のレポートを公開しました

TwoGate主催の高専生限定ハッカソン「TwoGate Dev Camp 2022 Summer」を開催しました

2022年9月3・4・5日に現役高専生・高専卒学生限定ハッカソン「TwoGate Dev Camp 2022 Summer」を都内で開催しました! 新型コロナウイルスの影響もあり、今まではオフラインでの開催でしたが、2年ぶりのオフラインでの開催です。 現役高専生・高専卒学生たちの白熱したイベント内容を徹底的にレポートしていきます。

「TwoGate Dev Camp 2022 Summer」とは?

現役高専生・高専卒学生たちと現役エンジニアがチームを組んでおこなう高専生&高専出身学生限定のハッカソンです。 現役のエンジニアからのアドバイスをもらいながら短期集中で開発します。

今回のテーマは「アフターコロナのオフラインをアップデートするwebアプリ」です。

学生3人1チーム+現役エンジニアのメンターのチームを作り、それぞれ自分たちが持つ技術を発揮し、オリジナリティあふれるwebアプリを作りました。

・アイディアの独創性 ・技術的な優位性 ・有用性 ・完成度

上記4つのポイントで競い合い、チームで優勝を目指します。 最終日には表彰を行い、優秀チームには1人1台iPadを贈呈しました。

スケジュール

スケジュールは以下のように実施しました。

【Day1】 2022.9.3

13:00  キックオフ 13:30  開発 19:00  1日目終了

午後1時、ハッカソンがスタートし、キックオフが執り行われました。 全員の自己紹介にはじまり、ハッカソンの詳細を説明します。 その後、早速チームでの開発に取り掛かりました。

【Day2】 2022.9.4

09:00  開発 19:00  2日目終了

2日目は丸一日、開発に時間を使います。 各チームが昨日出したアイデアに沿って開発を行い、試行錯誤をしながら各々取り組んでいました。 各チームにメンターがついており、技術的なサポートをしながらアドバイスをします。 短期間でのハッカソンのため、疑問点や不明な点はすぐにメンターが対応して解決できるところが安心です。

【Day3】 2022.9.5

09:00  開発 09:30  成果物発表 11:30  表彰、講評、懇親会 14:00  終了

最終日となり、成果物発表に向けて最終調整を行います。 午前9時30分から発表会があり、各チームの熱い想いが込められたプレゼンテーションが繰り広げられました。 すべての発表が終わり、ついに最優秀賞が決まります。 表彰式が終わり、講評と懇親会後に終了となりました。

各チームの開発プロダクトを紹介!

今回のハッカソンでも、各チームさまざまなアイディアや意見が飛び交っていました。 ここからは各チームの開発プロダクトをご紹介いたします!

Aチーム「れぽまっぷ」

アフターコロナで屋外のイベントが数多く中止となる中、2022年初頭よりグルメフェスは徐々に開催へと足を踏み出しています。 そのような現状の中、グルメフェスへの期待度や来場者数の増加予測などに即し、水際で行われていたコロナ対策にもwebアプリやIoTの技術を用いたwith コロナへのアップデートが求められているのが明白です。

Aチームのれぽまっぷは、上記の現状で来場者数をコロナ前まで戻し、グルメフェスを盛り上げることを目的とし、混雑状況の緩和と来場者同士の意見交換の場を作成するために作られました。

【見どころ】

・位置情報取得による、レビュー位置、アクセス数の可視化 ・リアルタイムレビューによる情報交換

【運営者・出店者・参加者の三方良しサービス】

・運営者はフェスの火薬単価向上による収益増加 ・出店者は客足の向上とレビューによるフィードバック ・参加者は混雑緩和・感想共有による満足度の向上

れほまっぷでは、「混雑具合の可視化ができない」、「出店物の良し悪しがわからない」という問題に対し、混雑状況の可視化による客の時間分散、客同士のレビューによる満足度向上を促します。

Bチーム「Nebuta Live」

Bチームは若者向けに、全国のねぶた祭り当日をもっと楽しくするアプリを開発しました。 ねぶたとは、明かりを灯した巨大な灯籠(=ねぶた)を山車に乗せて練り歩く大変華やかなお祭りです。 大きいものだと1週間で100万人もの人が訪れます。 そんなねぶた祭りでの悩みのあれこれを解消し、今までにない楽しみ方を提供します。

【見どころ】

・「ねぶた祭り」というイベントに目をつけた点 ・明確な課題を持っていて、かつその解決方法があまり見えていない領域に対して、「Nebuta Live」という新しい解決法を提供シンプルかつ十分な機能 ・ねぶた祭りのもつ課題を丁寧に抽出しそれぞれに合った機能を考え、無駄のないシンプルで使いやすいプロダクト

【ねぶた祭りが今まで抱えていた悩みをまとめて解決】

・ねぶたをリアルタイムでマップ上に表示して探せるようにする ・ねぶたの経路をマップ上に表示する ・ねぶたの面白知識をアプリ上に表示する

ねぶたの経路や現在地が分からず、混雑、土地勘がないと「推しねぶたを見つけられない」、「推しねぶたの進み方が分からない」という問題がでてきます。 さらに、ネット上にくわしいねぶたの知識がないと若者が置いてきぼりに...。 「Nebuta Live」は、ねぶた祭りが今まで抱えていた悩みをまとめて解決するためのプロダクトです。

Cチーム「HackCard」

オフラインハッカソンに対して感じる課題点として「この人がどのプロダクトを作った人かが覚えられない!」というものがあります。 ハッカソン終了後の交流会などの際に「どのプロダクトの人ですか...」と質問するのは失礼な気がしますよね。 どのプロダクトのメンバーかがわかっていれば、質問や技術トークでもっともっと盛り上がれるかもしれません。 そこでCチームは、作ったプロダクトと自己紹介をセットにした簡単な名刺アプリを作成しました。

【見どころ】

・開発で忙しい参加者のため名刺作成にかかる時間を極力減らすため、名刺作成時に必要な入力欄を極力減らした ・読み込み待ち時間をカットし、SPAで作成することで遷移も素早くなるよう、『ホーム画面、ログイン画面、名刺作成・一覧ページ』と、なるべくページ数を抑えた ・ハッカソン参加者が知りたい情報として、普通の名刺アプリにないエンジニアのニーズに特化した項目を表示できるように考えた

【オフラインハッカソンでの交流をより楽しくする】

・入力フォームから名前やリポジトリのURLを入力して名刺を作成 ・参加者同士のスマホで名刺に出てくるQRコードを読み取ることで名刺交換を行 う ・スマホ上に表示される相手の名刺を話題の一つにしながら交流を楽しむ!!! ・相手の名刺をリストに保存しておくことでいつでも見返せるようにする

Cチームが開発したのは、オフラインハッカソンでの学生交流をより楽しくする名刺交換アプリです。 作成したプロダクトと開発者の情報をセットにした名刺を簡単に作成することができ、ハッカソン後の交流会等での話題を提供します。 交換した名刺をリストとして記録することでハッカソン後の交友にも役立ちます。

Dチーム「Ai² Gacha」

Dチームは、野外ライブイベント向けにランダム封入型のグッズの購入をデジタルチケット化しました。 デジタルチケットを運営から実物に取り替えてもらうことができます。

【見どころ】

・深層学習モデルのBERTをAPIに組み込んでいる

【ファンが欲しいアイテムを手に入れやすいためのもの】

・オンライン決済機能・デジタルチケット購入・実物引き換え・AIマッチング・デジタルチケット交換機能を実装

Dチームは、野外イベント向けデジタルチケット型グッズ購入アプリを開発しました。 デジタルチケットの購入段階でどのアイテムを引けたかわかるので、購入する際に 何度も並ばなくて済むところが嬉しいポイントです。 デジタルチケットを使用前なら、ユーザ間トレードも実装しており、ユーザのグッズに対する愛でマッチングする設計にしているため、よりファンに向いた設計となりました。

最優秀賞はいったいどのチームに…!?

最優秀賞はBチームです!

Bチームは初日からアイデアの考え直しからはじまり、大変だったそうです。 そして、「どうやって作ったのか」という過程よりも、「なぜ作ったのか」という部分を重きに置いて開発したおかげで、アプリを理解・共感してもらえたのがポイントだと感じました。

また、アイディアは良かった反面、開発面での技術不足を顕著に感じてしまうきっかけにもなったそうです。 「今回の経験を活かして今後も頑張っていきたい」と話していました。

Bチームには賞品として、全員に1人1台iPadが贈られます。 最優秀賞おめでとうございます!

実際に参加してみた感想は?

Aチーム 道上くん

「高専生向けのイベントを開催ということで参加しやすく、学内の縦横だけでなく学外とつながれるためよかったです。また、人材育成に力を入れているようで、とても良い会社だなと思いました。」

Bチーム 倉掛くん

「この3日間はとても平和に開発することができ、大変学びのあるものとなりました。イベント自体も企画からプログラミングまで色々と学べ、素晴らしい会社だと思いました。」

Cチーム 黒岩くん

「チュートリアルレベルの技術力でしたが、イベントを通してさまざまなライブラリやフレームワークを知ることができました。くわえて、メンターの方の調べ方を見ることで、より効率の良い調べ方を知ることができて勉強になります。メンターの皆さん、特に柄澤さん本当にありがとうございました!」

Dチーム 糸川くん

「to CというよりBand B to Cみたいな感じの会社で顧客への理解や製品への想いなどがアツい会社だなぁと感じました。」

株式会社TwoGateには高専出身のエンジニアが勢揃い

現役高専生・高専卒学生限定ハッカソン「TwoGate Dev Camp 2022 Summer」を開催した株式会社TwoGateは、社員の大多数が高専出身者で構成されるWebアプリ開発企業です。

高専由来の高い技術力と柔軟な発想力でノーコード・ローコードプラットフォームを自社開発し、高品質・短期間でのアプリ提供を実現しました。 ミッションとして掲げる「心地よいデジタル体験の創出と普及」を達成すべく、「つくる力」で勝負し続けるチーム作りを実践中です。

また、TwoGateはShopify Expertsとして、顧客に合わせたECサイトの構築サービスを行なっております。 そのほかにも、物販事前予約機能やガチャ機能などを搭載したイベント会場用カスタマイズアプリ、100社以上の導入実績がある公式アプリ構築サービスなど様々な領域において実績があります。

【主な事例】

Shopify 構築支援・保守サポート

Caravan イベントアプリ構築支援サービス

CRAYON オリジナルアプリ開発支援サービス

HOUSE GATE - プロダクト

​​さらに詳しい事例が知りたい場合は、下記リンクより公式HPをご覧ください。

TwoGate 株式会社トゥーゲート

ただいま株式会社TwoGateでは、中途採用・新卒採用・インターン採用など採用を拡大しております。 採用にご興味のあるかたはお気軽に公式HPよりご連絡ください。

最後に

今回で3回目となる「TwoGate DevCamp2022 Summer」でしたが、ようやく念願のオフラインでの開催となり、何事もなく無事終了することができました。 始終和気あいあいとした雰囲気の中、楽しくそして熱く、開発プロダクトについて語り合う姿が微笑ましく、同時に未来を担う若者たちを頼もしく感じた次第です。

また、顔を合わせて行う物作りを通じて、学生の皆さんの溢れんばかりのパワーを感じました。 そのパワーでコロナに負けず、さらに成長することを期待しています。

今後もハッカソンを企画しようと考えておりますので、学生の皆さんはぜひ、参加してみてください!